458 Italia /
2009
概要
F430の後継となるミッドシップ2シーターで開発にはミハエル・シューマッハが参加。車名の458は4.5リッター、8気筒を示している。エンジンは4.5リッターに拡大された新設計のV8ユニット。フェラーリのロードカーでは初の最高回転数9000prm を実現。トランスミッションが6速シングルクラッチから7速デュアルクラッチとなり、変速タイムラグが事実上ゼロとなった。スタイリングはピニンファリーナによるもので、新しくボディー前半と後半の造形がドア後端でかみ合う造形が施される。ノーズにはウィングレットが装備されボディー全体では、200km/hで140kgのダウンフォースを発生。ボディーサイズは全長、全幅ともF430より約15mm拡大され、重量は70kg軽量化されている。インテリアにはF1からフィードバックされたステアリングやダッシュボードを採用。
■全長×全幅×全高:4527×1937×1213mm
■ホイールベース:2650mm
■乾燥重量:1380kg
■エンジン形式:V8 90°
■総排気量:4497cc
■ボア×ストローク:88.0×82.0mm
■圧縮比:13.6
■最高出力:570ps/9000r.p.m.
■最大トルク:540Nm/6000r.p.m.
■変速機:7速F1 DCT