550 Maranello /

1996

概要

512BB以来続いてきたミドシップから一転し、伝統のフロント・エンジン・レイアウトへの復活を遂げた12気筒ベルリネッタが550マラネロだ。往年のモデルを彷彿させるロングノーズ+ショートデッキのスタイリングはピニンファリーナが手掛ける。エンジンとトランスアクスル・ギアボックスは基本的に456GTと共通だが、43HPアップの485HPものパワーを発揮する。さらに“ASR”と呼ばれるトラクション・コントロールをフェラーリとして初めて採用し、あらゆる面でF512Mを上回るパフォーマンスを誇った。
●全長×全幅×全高:4550×1935×1277mm
●ホイールベース:2600mm
●車輌重量:1690kg
●エンジン型式:水冷65°V型12気筒DOHC4バルブ
●総排気量:5473.9cc
●最高出力:485HP/7000r.p.m.
●変速機:6段M/T、4段A/T
●生産台数:―――

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