Mondial t/Cabriolet /
1989
概要
V8フェラーリの4シーター・シリーズであるモンディアルの最終進化形として、1989年に登場したのがモンディアルt/カブリオレだ。300HP/7000r.p.m.、31.6kg-m/4000r.p.m.を発揮する新しい3.4リッターのパワー・ユニットは348系と共通となり、エンジンは縦置きで搭載し、ギア・ボックスはエンジン後方に横置き配置となった。足回りには電子制御式ダンパーが採用され、コクピットのスイッチにより3段階の調整が可能であった。ボディには細部に手が加えられたが、全体の印象はモンディアル3.2と大きな差はない。
●水冷90°V型8気筒DOHC4バルブ
●3405cc
●300HP
●生産台数:1850台