フェラーリプロサングエ 日本の伝統と革新を巡るグランドツアーを実施。 3日目は松本~蓼科~諏訪~北杜~富士五湖~箱根

フェラーリジャパンは7月上旬、日本の西部から東部まで約1,000kmに及ぶ「フェラーリ・プロサングエ・ジャパン・グランドツアー」を開催した。このツアーでは、フェラーリの伝統と最新のテクノロジーが融合し、3台のプロサングエが走行。かつてヨーロッパの貴族や文芸作家たちが主にイタリアを目的地として行った「グランドツアー」の精神を現代の日本でも体現したものとなる。


約1週間にわたるグランドツアーのルートは、山岳路、海岸線、高速道路、都市部など、日本の多様な地形と文化を巧みに織り交ぜ、伝統と革新、自然と都市部の調和を体現。プロサングエはこれらの多様な環境で、卓越した走行性能と快適性を存分に発揮した。ここでは第3日目のルートと素晴らしい日本の景色の中を走るプロサングエの写真をご覧いただく。

ビーナスラインから諏訪大社へ

晴れ渡った3日目は、海外からのジャーナリストを招待してのツアーに。扉温泉からビーナスラインヘと山間をのぼり、伸びやかなスカイラインを存分に楽しんだのち、茅野市へと向かって山を下っていく。目指したのは日本有数の歴史ある神社の一つである諏訪大社。守屋山に抱えられた社が霊妙な空気の中、プロサングエを迎え入れ、参加者たちは交通安全を祈願した。

江戸時代に建てられた町屋を残す山梨銘醸

その後、諏訪大社から甲州街道を東進し、明治天皇が立ち寄られたという由緒ある旧北原家へ。1750年から酒造業を開始し、現在では日本酒“七賢’’ブランドで知られる山梨銘醸。ここでは、江戸時代に建てられた切妻屋根の大型町屋そのままの雰囲気を残している。同社は伝統を守りながらも、時代の好みに合わせて改良を続けることで、日本酒の生産に挑戦し続けているのだ。

富士山の雄大な景色の中を走る

その後一行は、日蓮正宗の総本山「大石寺」を経て、山々の向こうに見える富士山を目指して富士五湖へと出発。湖岸沿いを快調に駆け抜けた3台のプロサングエの前には、それまで厚い雲に覆われていた富士山が姿を現し、冠雪のない夏の富士の雄大な景色を胸に焼き付けることができた。そして一行は目的地である箱根へ向かった。

写真:フェラーリ・ジャパン

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