2025年4月2日、フェラーリ・ジャパンは東京都港区のイタリア大使館にて、エクスクルーシブなイベントを開催し、最新モデル F80を日本で初めて披露した。このイベントには4月4日から鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリを直前に控えた、スクーデリアフェラーリのチーム代表であるフレデリック・バスールとフェラーリF1ドライバーのシャルル・ルクレールが登場。来場者は、フェラーリ・テクノロジーの頂点に触れ、未来のパフォーマンスとスタイルへの重要なビジョンを共有することとなる。
F80は、最先端の技術とF1のDNAを融合し、究極のパフォーマンスを追求したスーパーカー。900CVのV6ターボエンジンに、リアに1つ、フロントに2つの計3つの電気モーターとEターボを組み合わせ、ハイブリッドシステムと革新的なエアロダイナミクスを採用することで、合計1,200cvの圧倒的な出力と、時速250kmで1,000kgのダウンフォースを実現している。
さらに、世界初の“2シーター・モノシーター”コンセプトを導入し、極限までドライバー志向を高めたコックピットを共有できる設計としている。F1で培われた技術を活かし、3Dメタルプリンティングによって最適化された軽量構造と、最先端の空力ソリューションを誇り、完全再開発されたe4WDシステムと直感的なHMIコントロールを組み合わせることで、卓越したレスポンスと没入感を提供し、スーパーカーの次元をさらに引き上げている。
GTO、F40、LaFerrariといった伝説的なモデルの系譜を受け継ぐF80は限定で799台を生産。フェラーリの伝統と未来を象徴する究極のスーパーカーとして、自動車史に新たな1ページを刻む。
